イギリスで評価されたコメディアンのジョークを研究してみた
スコットランドのエジンバラで毎年8月に開催されるエジンバラフェスティバルフリンジ。世界中から多くのコメディアンが集まり、ジョークの面白さ、芸術性を競い合っています。毎回Goodなジョークが表彰されるのですが、今回は過去のエジンバラフリンジで評価されたジョークを研究したいと思います。
★Jimeoin(イギリス人コメディアン)★
<ジョーク>
Two aerials on a roof fell in love and got married. The wedding wasn’t great but the reception was fantastic.
<日本語訳>
二人の空中ブランコ師(アンテナ)が屋上で恋に落ちて、結婚した。結婚式はいまいちだったが、披露宴(受信)は抜群だった。
<解説>
Aerialsという単語はアンテナ(イギリス英語)と空中ブランコ師という二つの意味を持つ。Receptionも披露宴と受信という二つの意味をもつ、それをかけた言葉遊びジョーク
★Mark Nelson(スコットランド人 コメディアン)★
<ジョーク>
Jesus fed 5,000 people with 2 fish and a loaf of bread. That’s not a miracle. That’s tapas.
<日本語訳>
聖書にイエス・キリストは、5,000人の空腹の人々をパン一斤と2匹の魚で満たしたという逸話がある。人はこれを奇跡というけれど、、、ってかタパスじゃね。
<解説>
聖書の逸話では神が空腹の人々5,000人をパン一斤と2匹の魚で満たしたというが、神が人々に与えたのは...ただのタパスだろ!と聖書を皮肉るネタ
Feed:食物を与える
Loaf of bread:パン一切れ
Tapas:一つ一つが小さな器に盛られたスペイン料理。
★Mark Watoson(イギリス人コメディアン)★
<ジョーク>
I saw a poser mission impossible 3 the other day. I thought to myself. It’s not really impossible if he has already done it twice.
<日本語訳>
この前、ミッションインポッシブル3のポスター見たんだけど、すでに2回ミッションクリアしてるなら、インポッシブルじゃなくね。。。
<解説>
mission impossibleというフレーズは海外で普通に使われている。
★Mat Winning(スコットランド人コメディアン)★
<ジョーク>
Never date a tennis player. Love means nothing to them.
<日本語訳>
テニスプレイヤーとは付き合わない方がいい。
彼らにとって、ラブは敗北を意味する
<解説>
テニスの試合でLoveは0を意味するのを使った言葉遊びジョーク。means nothingというフレーズがネイティブにとってはしっくりくるらしい。
もっとジョークを研究したいという方は、下記動画をチェックしてくださーい!
他にもたくさんの面白い(多分)ジョークを解説してます。
★Youtube:早稲田大学スタンダップコメディー研究会★
テーマ:ジョークの世界を楽しもう